ロモノーソフ陶器
 手描きの逸品について




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ロモノーソフの陶器は、ロマノフ王朝時代の1744年サンクト・ペテルブルグに設立され、現在も継続している磁器窯としてヨーロッパで4番目に長い歴史を持っています。
当初はロシア皇帝の宮殿用の専門工場として製造されていましたが、ロシア革命後、現在に至るまで、数多くの海外の陶磁器博覧会に出展され、多くの素晴らしい賞を獲得しています。
また、「ロモノーソフ」と言う名は、ロシアの偉大な科学者の名前にちなんで、1925年に改称されました。
ロモノーソフは、日本では知る人ぞしる陶磁器メーカーですが、世界中にコレクターがおり、やがて日本でもメジャーな地位を獲得すると思われます。その中でもこちらは、国宝級の芸術家であるA.B.Vorobyevski氏によってデザインされたもので、すべて民芸作家による手書き、手塗りの非常に手間のかかったものです。裏にサインも入っています。

ロモノーソフ自体、日本にはまだ流通していないため、希少なのですが、この作品はそれらの製品とも一線を画しております。手描きなのはもちろん、絵画のような繊細な図柄、筆使いはまさに美術品!デジカメでは表現しきれないのが、残念ですが、近くで見ると、描いた人の筆のタッチがそのまま伝わってくるようす。黄金の春のモチーフを比較してみても、どちらも描いた人の個性が強く感じられ、手に取った時の印象がかなり違って見えます。これぞ手描きの妙。陶器をコレクションされている方には、1つはお手元に置いていただきたい逸品です。
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